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- カーペットの素材にも種類がある?
カーペットに使われている素材には、様々なものがあります。
まず、ウールの特徴はメンテナンス性に優れていることです。
ウールの表面は人間の髪のように、
うろこ状のキューティクルがあるので、
汚れが付きにくかったり、撥水性が高いです。
暖かな手触りなので、セーターやマフラーにも利用されている素材です。
ウールには調湿機能があって、弾力性にも優れています。
しかし、虫が付くことが多いので、
防虫加工を施されているものがほとんどです。
ナイロンの特徴は摩耗しにくいことです。
ナイロンは、石油や石炭を原料とする合成繊維ですので、
耐久性に優れているのです。
水に濡れてもシワになりにくく、
形態安定性に優れているので、カーペットの素材として優れています。
しかし、静電気が発生しやすいので、
静電加工が施されていることが多いです。
他にも、石油を原料としているポリエステルがあります。
ポリエステルはナイロンの次に強い素材で、
様々な分野で幅広く利用されています。